LegalOn Technologiesは2月22日、米国に設立した子会社が、アメリカでAI契約レビューソフトウェア「LegalOn Review」のβ版の提供を開始したことを発表した。
LegalOn Technologiesは2022年9月に米国に子会社を設立し、同社の持つ知見や経験を活かし、USでのAI契約レビューソフトウェアの提供に向け開発を進めてきたという。
このたび提供を開始した「LegalOn Review」β版は、契約書をアップロードするだけで、契約書に潜む抜け漏れや見落としの発見をサポートするソフトウェア。契約審査の質と効率化の両立を支援するものだ。
同社のCEOであるDaniel Lewis氏は、「すでに『LegalOn Review』のβ版をご利用いただいている早期ユーザーから、製品に対するポジティブな反応をいただいています。特に、『LegalOn Review』が提示するアラート内容、製品の使いやすさ、契約書レビュー実施時の修正方針等を高く評価する声が集まっており、今後の製品ロードマップやコンテンツを更に良くしていくために、お客様との深いディスカッションを続けています」とコメントしている。
さらに、「今後、LegalOnでレビュー可能な契約書の類型を迅速に拡大するとともに、お客様がチームとして迅速かつ正確に契約書レビューを行えるように機能を拡大していく予定です。LegalOn Technologiesは、今後も契約や法務の知見と最新のテクノロジーを組合せ、契約業務における業務の品質向上と効率化を実現するソフトウェアの開発・提供を行ってまいります。」と述べている。