Googleは2月17日(現地時間)、公式ブログ「Google Workspace Updates」の記事「Google Workspace Updates: Google Calendar and Assistant Reminders will migrate to Google Tasks soon」において、GoogleカレンダーとGoogleアシスタントのリマインダー機能をタスク管理アプリ「Google Tasks」に移行する方針を再度アナウンスした。
ユーザーは、移行後もカレンダーやアシスタントからタスクを作成可能であり、GmailやGoogleドキュメント、Googleチャットなどのアプリからタスクを作成して統合的に管理できるようになる。
Googleでは同社のサービスのタスク管理機能をGoogle Tasksに一元化する計画を進めており、アプリ個別のタスク管理機能からの移行を促している。タスク管理機能が廃止されるアプリでも、Google Tasksへの連携機能によってこれまでどおりにタスクの作成や管理が行えるが、ユーザー体験が変わるため違和感を覚える可能性もあるだろう。
組織でGoogle WorkspaceのToDoリストサービスを利用している場合は、2023年4月12日以降、エンドユーザーによって自発的にToDoリストをGoogle Tasksに移行可能になるという。手動で移行しなかった場合は、2023年5月22日以降に自動的に移行が行われる。ただし、ToDoリストサービスが無効の場合は、リマインダデータは移行されず、2023年6月22日以降に削除されるとのことなので注意が必要。
個人でGoogleカレンダーやGoogleアシスタントを利用しているユーザーに対しては、2023年3月6日以降、リマインダをGoogle Tasksに移行するように促すプロンプトが表示されるようになる。手動で移行しない場合は、2023年第2四半期に自動的に移行されるとのことだ。