PwCコンサルティングは2月16日、グローバルの従業員意識/職場環境調査「Hopes and Fears Survey 2022」について、日本企業の回答者に関する分析結果を公開した。同調査は、世界44カ国の52,196名を対象に実施したもので、日本の回答者は2,608名。

今回の調査により、.日本企業の社員は自身の仕事に満足している社員はわずか28%で、調査対象のOECD加盟国25カ国中24位だったことがわかった。

  • 仕事に対する満足度は?(「極めて満足」と「とても満足」と回答した社員の割合/OECD加盟国25カ国/降順) 引用:PwCコンサルティング

また、リモート可能な社員の割合は31%であり、調査対象のOECD加盟国25カ国中最下位だった。「雇用主の透明性・情報開示を重視している社員の割合」も25カ国中最下位となっている。

加えて、日本企業の社員は「金銭的報酬」「仕事の充実感」「自分らしさを発揮できる環境」「働きやすさ」を重視する一方、「仕事の内容」や「キャリア開発」の優先順位は低いことも明らかになった。