検索型FAQシステム「Helpfeel」を提供するHelpfeelは2月16日、「エンタープライズサーチ(企業内検索)に関する実態調査レポート」を公表した。この調査には、従業員数2000人以上の企業で働く正社員400人が参加した。

調査の結果、1日のうちに社内情報(制度、ルールなどを含む)を調べている時間は1日当たり平均1時間5分であることが明らかになった。また、社内情報を調べた際に「自己解決できている」と回答した人の割合は約22%で、残りの8割ほどの人は自己解決できていないという。

  • 77%の人が自己解決できていないという 資料:Helpfeel

    77%の人が自己解決できていないという 資料:Helpfeel

欲しい情報が見つからなかった際の解決方法としては「上司や同僚に聞く」が70.8%と最も多く、「関連部署に問い合わせる」も59.8%だった。他の社員にも業務負荷がかかっている状況がうかがえる。

  • 他の人の業務負荷にもなっているようだ 資料:Helpfeel

    他の人の業務負荷にもなっているようだ 資料:Helpfeel

また、週に1回以上リモートワークを行っている人に対して、リモートワークを行う以前よりも社内情報が見つかりにくいと感じるかを聞くと、11%の人が「とても感じる」、43%の人が「やや感じる」と回答した。

  • リモートワーク以前よりも社内情報が見つかりにくいとのこと 資料:Helpfeel

    リモートワーク以前よりも社内情報が見つかりにくいとのこと 資料:Helpfeel

社内の情報が見つけにくい、または整備されていないためにストレスを感じる人の割合は、「とても感じる」が20.0%、「やや感じる」が49.0%だった。

  • 7割以上の人が社内情報が見つかりにくいためにストレスを感じているそうだ 資料:Helpfeel

    7割以上の人が社内情報が見つかりにくいためにストレスを感じているそうだ 資料:Helpfeel