東芝エレベータは、従来おもにニュースを配信していたエレベータサイネージのフッタ部分に建物の管理者が個別に情報を配信できる「サイネージポータル」の運用を開始した。
建物管理者は、インターネット経由の遠隔でタイトルと本文を入力、日時を指定するというシンプルな設定で該当エレベータのデジタルサイネージに"お知らせ"を表示できるようになる。メンテナンス情報などのほか、コミュニケーションを深めるツールとしても活用できる。低階層の利用者でも着実に見てもらえるよう、お知らせ表示は1件あたり約5秒で30秒でループする設定となる。同社では、建物管理者や利用者に向けた「サイネージポータル」のサービスの拡充を目指しており、今後マンションやオフィスビルなど同じ建物を使う人々とのエレベータサイネージを介した情報共有が充実しそうだ。