サイトー企画は15日、テキストエディター秀丸の最新版となる「秀丸 Ver9.20」をリリースした。昨年10月にリリースされたVer9.19では、JavaScript対応による外部プログラムとの連携や秀丸から個別のアプリのように分離実行するプライベートモードなどを搭載している(Ver9.19新機能紹介ページ)が、「秀丸 Ver9.20」では、それ以降β1から今年の2月のβ14までの多くの改善や調整が反映されている。[その他]→[動作環境]→[ウィンドウ]にタイトルバーやメニューバー設定、アウトライン解析の枠設定やファイルマネージャ枠とアウトプット枠の設定が加わるなど、インタフェース制御が集約されており、限られた画面スペースでやりくりしなければならないノートPC使用時では特に重宝されそうだ。マクロ周りでは、hidemaruオブジェクトにsendMessage、getCursorPos、getCursorPosFromMousePos、関数にsetselectionrange文、getselectedrangeなどが追加されている。