日立ソリューションズ東日本は2月15日、取引先や仕入先など社外の関係者との企業間連携や社外からのリモートアクセスをするプラットフォーム「appSQUARE DX(エーピーピースクエア ディーエックス)」の提供を開始したことを発表した。

同社が従来から提供している「AppSQUARE」は、ワークフロー、電子フォーム、文書管理、ポータルの4機能を中心に、プログラミングせずに業務アプリケーションを構築可能だ。また、Web API(RESTful API)を活用して業務アプリを構築するための機能を備えており、帳票の電子化、紙とハンコによる審査・承認のワークフロー化など社内業務向けの機能を提供している。

今回発表した新サービスはこれらの機能に加えて、顧客の要望やビジネス環境の変化にも対応し、企業間連携や社外からのリモートアクセスなどを支援して企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を促すとしている。

appSQUARE DXはワークフローや電子フォームなどの基本的な機能に加えて、企業間の情報連携に必要なアクセス権管理やセキュリティ管理、外部クラウドサービス連携などを集約して、クラウド型のアプリケーション開発プラットフォームとして提供する。

同サービスはデータ変換・データ連携のエンジンを標準実装しており、クラウドシステムやレガシーシステムなどさまざまなシステムとセキュアに連携可能だ。取引先など社外の関係者はappSQUARE DXにアクセスするだけでデータを参照できるという。