メガソフトは2月14日、同社テキストエディター「MIFES」最新版となる「MIFES 11」ライセンス版の販売を開始した。1ライセンスで2台までインストール可能な「MIFES 11 ライセンス」の価格が13,200円(以下、税込)、インストール台数に制限が無く同時使用台数で購入する「MIFES 11 Enterprise ライセンス(企業向け)」が16,500円、「MIFES 11 Educational ライセンス(学校・教育機関向け)」が12,100円。対応OSは、Windows 11/10/8.1/8/7、 Windows Server 2022/2019/2016/2012各日本語版の64bit OS。パッケージ版は3月7日の販売となる。

1985年の販売開始より累計200万ライセンス以上の販売実績を持つ「MIFES」は、最新版の「MIFES 11」においてプログラムの64bit化を果たし、対応ファイルサイズの拡大や検索スピードの向上、4Kディスプレイ環境など最新PCへの対応を図っている。従来バージョンでは1ファイル2GBであった編集可能なファイルサイズが50倍の100GBへと拡大、CSVモードでのセルや行あたりのサイズも向上する。検索速度も大きく向上しており、同社が行った2GBファイル最終行の文字列を検索するベンチマークテストでは、従来バージョン比での12.5秒から2.8秒(テスト環境 Core i5-10400 12コア 2.90GHz、Windows 10、メモリ16GB)と約5倍。多くのシーンでデータ分析が欠かせない昨今、ファイル構造を解析する細やかなデータ編集機能も備える同エディターの64bit化は、MIFESユーザーから望む声が大きくなっていたと同社は明かしている。

  • CSVモード / XMLモード / バイナリ編集モードなどデータ編集機能(同社資料より)

    CSVモード / XMLモード / バイナリ編集モードなどデータ編集機能(同社資料より)

なお、同社では、従来バージョンとの詳細な機能比較ページを公開している。