ペーパーロジックは2月14日、現在の経営先・勤め先の所在地が「本社・勤め先ともに東京」「本社のみ東京」と回答した107名を対象に12月12日〜13日の期間で実施した「ペーパーレス化に伴う2023年度予算」に関する調査の結果を発表した。
「あなたの会社では、2022年に社内のペーパーレスの推進を実施しましたか」という質問では、「積極的に行った」が17.8%、「ある程度行った」が34.6%という回答となった。
またこの「積極的に行った」「ある程度行った」と回答した52.4%に、「あなたの会社で現在、ペーパーレス化を進めるシステムとして導入しているものがあれば教えてください」と質問すると、「電子ワークフロー(稟議書・申請書など)」が53.6%、「経費精算システム」が51.8%、「見積書・請求書発行システム」が42.9%という回答となった。
最初の問いで「あまり行っていない」「一切行っていない」と回答した人に、「あなたの会社では、ペーパーレスの推進のために、2023年度にペーパーレス化システム導入のための予算配分を予定/検討していますか」と質問したところ、「予定している」が2.0%、「検討している」が14.0%と、現在推進を行っていない企業の中で前向きに考えているのは16%のみということが分かった。
また全体に「あなたの会社では、現在社内におけるペーパーレスは課題になっていると感じますか」と質問すると、「非常に感じる」が7.4%、「少し感じる」が35.5%と、42.9%と半数の近く人が課題を感じているという回答となった。
先の質問で「非常に感じる」「少し感じる」と回答した方に、「どのような場面で社内のペーパーレスが課題になっていると感じますか」と質問したところ、「紙により無駄なコストがかかっている」が52.2%、「紙により業務が非効率になっている」が47.8%、「セキュリティ上紛失や情報漏洩のリスクがある」が34.8%という回答となっている。