Microsoftは2月14日(現地時間)、Windows 10においてWebブラウザ「Internet Explorer 11」(IE 11)の完全無効化を実施した。IE 11のサポートは2022年6月16日で終了しているが、アプリケーションの起動自体はそれまで通り行うことができた。今後は、現行のWebブラウザである「Edge」に強制リダイレクトされ、IE 11を起動することはできない。
IE 11の無効化に関する詳細は、Windows IT Pro Blogの次のFAQにまとめられている。
IE 11の完全無効化は、Edgeの更新プログラムを使用して実施された。今後は、2023年6月13日にリリースが予定されている月例のセキュリティ更新プログラムによって、メニューやタスクバーのIE 11アイコンなども削除される予定となっている。
したがって、6月13日まではユーザーにはIE 11のアイコンが見えているため、多少の混乱を呼ぶ可能性もある。前述の通り、これらのアイコンをクリックしても実際にはEdgeブラウザが起動する。