Mimecastはこのほど、「What is VSOC and GSOC Security?|Mimecast」において、仮想セキュリティオペレーションセンター(VSOC: Virtual Security Operations Center)およびグローバルセキュリティオペレーションセンター(GSOC: Global Security Operations Center)について伝えた。いずれかを導入することにより、ITシステムに潜在する脅威を監視し、コンプライアンスを維持することができると述べられている。

  • What is VSOC and GSOC Security?|Mimecast

    What is VSOC and GSOC Security?|Mimecast

VSOCはデータ監視のアウトソーシングソリューション。セキュリティ監視を専門家が行い、企業のネットワークを調査して防御の欠陥を探し出し、疑わしい活動や不正な活動を検出するものとされている。

一方、GSOCは世界規模でセキュリティの脅威を監視し、対応する施設。潜在的な脅威を特定および追跡するセキュリティの専門家チームが24時間体制で配置されているという。

これらを導入することでセキュリティコストの削減や検出と応答時間の改善、専門知識の補完、柔軟性の向上、コアビジネスへの集中といったメリットがもたらされると紹介されている。逆に、導入によるセキュリティコントロールの喪失やロジスティクスの問題、セキュリティ操作を変更する際の柔軟性の低下いったデメリットが生じることも合わせて伝えられている。

VSOCまたはGSOCを自社のセキュリティニーズに合わせて導入する場合、ほとんどの組織が考えられる欠点より利点のほうがはるかに大きいとされている。セキュリティ体制を向上させる効果的な方法を模索しているのであれば、これらの導入を検討することが推奨されている。