D2Cは2月13日、「docomo Ad Network」の新メニューとして「docomo Ad Network +L 」(ドコモアドネットワーク プラスエル)の提供を開始することを発表した。これにより、NTTドコモが運営する媒体以外でも、約9100万人のドコモ会員基盤に基づくアプローチが可能になるとのことだ。
docomo Ad Networkとは、NTTドコモが運営するポータルサイト「dメニュー」や、メール型広告「メッセージS」などの配信プラットフォームと連携して広告を掲載するサービス。これまではNTTドコモが運営する媒体と一部の外部媒体へのみ広告配信が可能だったが、今回新メニューを追加したことで、ポータルやバーティカルメディア・アプリなど、ドコモが運営する媒体以外のサイトに訪れているドコモユーザーにも広告配信が可能となった。
事前に利用許諾を得ているdポイントクラブ会員に対し、属性や行動、興味関心データなどを用いて正確性の高いターゲティング配信を他の媒体にも広げられる利点を持つとしている。
今後は3rd Party Cookieの制限が進むため、従来のようなターゲティング広告が難しくなると予想される中、「docomo Ad Network +L 」ではドコモの会員基盤に基づく高精度なターゲティングと、幅広いユーザーへのリーチが可能な広告配信サービス提供するとのことだ。