京都府は2月13日、営業中のカフェ「For the Life Café 宇治文化センター店」において、障がい者が自宅などに居ながら移動型分身ロボットを自宅想定地から遠隔操作して配膳を行う実証を行うと発表した。

具体的には、外出や対面コミュニケーションが難しい人が、分身ロボットを遠隔操作して配膳、卓上小型ロボットの語りかけ機能による店舗内の誘導やメニュー紹介を行う。

今回、実証に使用されるロボットは、配膳・接客ロボット「KeiganALI」と卓上小型AIロボット「ZUKKU」の2体。

配膳・接客ロボット「KeiganALI」は、タブレットやスマートフォンでも操作可能な自律移動ロボット。人と一緒に働くロボットとして、工場・物流・レストランなどの現場で活躍中の機体だという。

  • 配膳・接客ロボット「KeiganALI(ケイガンアリ)」

一方、卓上小型AIロボット「ZUKKU」は、身長 10 ㎝のミミズク型ロボットで、対話機能を掲載し、AI による自然な会話も楽しめるもの。

  • 卓上型小型AIロボット「ZUKKU(ズック)」