TISインテックグループのTISは2月10日、OCI(Oracle Cloud Infrastructure)とAzure(Microsoft Azure)で企業のマルチクラウド化を支援する「マルチクラウドインテグレーションサービス for Oracle Cloud Infrastructure & Microsoft Azure」の提供を開始することを発表した。
同サービスはAzureの導入やOracle Databaseのクラウド化を検討している企業に対して、OCIとAzureのマルチクラウド導入をコンサルティングから24時間365日の保守運用までワンストップで提供する。
コンサルティングでは、現行システム構成をヒアリングし、あるべきシステム構成を定義する。その後、コスト試算を算出して導入時の移行ロードマップを策定する。また、PoC(Proof of Concept:概念実証)としてアセスメントの結果をもとに移行後の性能や運用実現可能性を調査し、その結果に基づいてシステム構成を再考するという。
導入時には、コンサルティングの内容を踏まえて計画書や設計書を作成し、導入・移行を支援する。テストを実施しながら操作手順書を作成する。導入後には24時間365日のサポートを提供するため、OCIとAzureの問合せ窓口をTISに統一できるとのこと。