宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月9日、H3ロケット試験機1号機の打ち上げ日を2月15日に再設定したことを発表した。

打ち上げ当日の風の状況を踏まえて飛行計画を更新するシステムが正しく動作することを確認できたためだとしている。

新たな打ち上げ日は2023年2月15日で、打ち上げ時間帯は10時37分55秒～10時44分15秒(日本標準時)と当初の計画から変更はない。ただし、予備期間は前回設定の2月14日～3月10日から、打ち上げ予定日が後ろにずれたため、2月16日～2023年3月10日へと変更されている。

  • H3ロケット

    2022年11月7日に実施された1段実機型タンクステージ燃焼試験(CFT)の後、翌8日に第2射点(LP2)から大型ロケット組立棟(VAB)に戻る際に撮影されたH3ロケット試験機1号機 (C)JAXA