Groovesは2月8日、「ITエンジニアの男女間賃金格差」を調査した結果を発表した。有効回答数は 20代～60代までのエンジニア260人で、内訳は男性が231人、女性が25人、答えたくないが4人。

調査の結果、エンジニアの平均年収（全世代）は男性600万円、女性490万円で。男女間賃金格差は81.7ポイントであることがわかった。一般労働者の平均年収は男性404万円、女性303万円と、男女間賃金格差は75.2ポイントであるため、一般労働者に比べ、エンジニアの方が格差はやや少ない傾向にある。

一般的に高給とされる年収800万円をベースに見てみると、年収800万以上の男性は23％であるのに対し、女性はわずか4％だった。また、女性は半数以上が500万円以下であるのに対し、男性のボリュームゾーンは500～800万となっている。

男女の差は転職時の昇給幅にもあり、男性は転職時に平均139万円の昇給を実現しているのに対し、女性の転職時の昇給は平均85万円にとどまっている。