日本ヒューレット・パッカード(HPE)は2月2日第4世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサ搭載の「HPE ProLiant DL320 Gen11」「同DL360 Gen11」「同DL380 Gen11」「同ML350 Gen11」を発表した。

  • 4モデルの概要

    4モデルの概要

新サーバは、エッジ、さまざまな規模の事業、プライベートクラウド、データ分析、Telcoサービスでの利用を想定して設計されている。すでに、同社では昨年11月に「HPE ProLiant Gen11サーバ」を発表している。

DL320 Gen11は、エッジ環境でのコンピューティングのために設計されたており、経済性、柔軟性、効率性を備えた1U、1プロセッサのラックサーバ。仮想デスクトップ(VDI)、ビデオストリーミング、解析といったワークロードに適している。

また、DL360 Gen11はVM(仮想マシン)、コンテナ、ベアメタルなどに最適化された性能を高密度で提供する1U、2プロセッサを備え、IT統合基盤やハイパーコンバージドワークロードに対応。

さらに、DL380 Gen11はDPU(データプロセッシングユニット)やGPUを追加して処理能力を強化することを可能としており、ストレージとアクセラレータも拡張できる2U、2プロセッサとなり、高負荷のワークロードに対応する性能と拡張性を提供しｍ仮想化やプライベートクラウド、データ管理といったワークロードに適している。

ML350 Gen11はタワー型および4Uラック型筐体で、2プロセッサを搭載でき、支社や支店などエッジでの業務処理のために開発した。

今後、GPUモジュールを高密度に搭載できる、専用筐体モデルのHPE ProLiant Gen11サーバのリリースも予定している。