NTTコミュニケーションズ(以下 NTT Com)は1月31日、スマートフォンやタブレット端末といったスマートデバイスへのサイバー攻撃に対応するため、法人向けサイバーセキュリティ対策サービス「あんしんモバイルセキュリティ for ビジネス」を、同日より提供開始すると発表した。

  • サービスの提供イメージ

同サービスは、AndroidまたはiOSを搭載しているスマートデバイスのセキュリティを監視する。威を検知した場合には、その通信をブロックしたうえで、セキュリティ管理者あてに通知します。検知、対策できる脅威は以下の通り。

 ・悪意のあるアプリケーションのダウンロード対策
 ・ウィルス対策
 ・フィッシング対策/危険Webサイト対策
 ・ジェイルブレーク対策/root化対策
 ・不正Wi-Fi対策/中間者攻撃対策
 ・正規ストア以外からのアプリケーション入手対策

サービスの導入に際しては、CrowdStrikeのMTD (Mobile Threat Defense/モバイル脅威対策) エージェントアプリケーションである CrowdStrike Falcon for Mobileをスマートデバイスにインストールする。NTT ComがMTDの初期設定や検知ポリシーの設定も一括して提供する。

東京海上日動火災のサイバーリスク保険を付帯しており、不正アクセスなどによってスマートデバイスに起因した情報漏洩事故が発生した場合、導入企業が負担する損害賠償費用や原因調査費用などを1事故あたり最大50万円まで補償する。

また、ヘルプデスクを提供し、使い方の問い合わせ対応や、アラートが発生した際のサポートなど各種サポートを、NTT Comのヘルプデスク窓口であるセキュリティアドバイザリーセンター(SAC)で受け付ける。

利用料金は月額220円/1台 (税込、契約月無料)で、 最低契約ID数は10 ID。初期費用 はなし。

同社は、年間1万台~2万台の導入をめざす。