京都銀行は1月30日、「サステナビリティ・リンク・ローン(京都版)」の取り扱いを開始したことを発表した。

  • 京都銀行が取り扱うサステナブルローンについて(本件含む)

    京都銀行が取り扱うサステナブルローンについて(本件含む)

サステナビリティ・リンク・ローンは、顧客のESG戦略と整合した取組目標「サステ ナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPTs)」を定め、その達成度合いに応じて金利引き下げ等のインセンティブを設定したローン。フレームワーク自体が国際基準に適合し、その旨のセカンド・オピニオンを日本格付研究所(JCR)から取得しているという。

京都府内では、中小企業の脱炭素化を進めるため、京都銀行を含む府内地域金融機関や工業団体等が京都府と連携し「地域脱炭素化・京都コンソーシアム」を設立している。今回取り扱いを開始するサステナビリティ・リンク・ローン(京都版)は、それに先立って構築された京都独自スキーム「京都ゼロカーボン・フレームワーク」の枠組みを活用して創設したものだという。