パーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T)は1月27日、脱炭素経営を推進する企業に対し、マイクロソフトが提供する「Microsoft Sustainability Manager」の導入支援サービス提供を開始することを発表した。

「Microsoft Sustainability Manager」は2022年6月から提供が開始されたソリューションで、ビジネスアプリケーションと連携することで、環境に関連するデータの収集を容易に実行できることが特徴。オフィスの電気代や通勤、出張に関わる交通機関の利用の他、事業活動から排出する CO2を算出・分析し、ダッシュボードでわかりやすく環境データを可視化し、削減するためのアクションにつなげることが可能できる。

同社は、Microsoft Azure、Power Platformの構築技術を用いて、さまざまなビジネスアプリケーションからMicrosoft Azure基盤にデータ統合、データモデルの作成、Microsoft Power BIによるレポートまで、企業における脱炭素活動の見える化を支援する。

同社は2022年7月から「GHG排出量の可視化・削減計画の実行支援サービス」において、GHG排出量の可視化・削減プロセスの分析・設計・実行を支援している。今回、プロセスの実行支援に加え、「Microsoft Sustainability Manager」を活用した企業のサステナビリティ活動の支援も行う。

今後は、「Azure Synapse Analyticsを活用したデータ統合の基盤構築を支援し、環境データの効率的な可視化の実現」「Microsoft Power Platformの活用により、CO2排出量の算出・削減における分析業務の生産性向上を実現」など、マイクロソフトが提供するさまざまなソリューション製品を活用したサービス拡張を検討していく方針。