LegalOn Technologiesは1月26日、AI(Artificial Intelligence:人工知能)を搭載した契約審査プラットフォーム「LegalForce」について、罫線で囲まれた「表」内の文字の差分を比較する機能を新たに追加したことを発表した。
これにより、全文比較機能と条文比較機能において、表内の文字が修正された際にどのような変更が入ったかを確認できるようになった。
不動産賃貸借契約やファイナンスリース契約などの契約書では、見た目のわかりやすさや重要事項の確認がしやすくなることから、表を使用した書式が多く用いられる。
例えばテナント契約などでは、個別の要件がある場合に契約書本文を修正するのではなく特記事項として表内に記載することが慣例とされており、本文と合わせて表内に定められた特約についても確認しなければならない。
LegalForceに表内の差分比較機能を追加したことで、契約書文書の修正前後を比較し差分を表示する全文比較機能と条文比較機能において、表内の文字の差分が表示されるようになった。表を含む契約書の修正前後の差分がハイライトされるため、変更箇所を容易に把握できるようになるという。