京急イーエックスインは1月25日、富士通Japanが手掛ける「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA smart ホテルSaaS ノータッチステイサービスオプション」(以下、ノータッチステイサービス)を中核とした新レセプションサービスの運用を「京急 EXホテル 札幌」で開始することを発表した。
2022年6月にオープンした京急 EXホテル 札幌は、ニューノーマル時代に求められる非接触・非対面による高い安全性の確保と、ワーケーション需要の拡大などを目的として、キャッシュレス決済の導入やセルフチェックイン機の設置を進めているという。
今回、同ホテルでは富士通Japanのノータッチステイサービスと、オムロンソーシアルソリューションズが展開するセルフ事前チェックイン機を連携させ、チェックインからチェックアウトまで完全に非接触・非対面で行える新たなレセプションサービスを構築した。
新サービスではコミュニケーションアプリ「LINE」を用いて事前に宿泊者情報を入力でき、ホテル到着時にはLINE上に表示される予約QRコードをセルフ事前チェックイン機に読み込ませることでチェックインが完了し、ルームキーを受け取れる。
チェックアウト時にはセルフ事前チェックイン機にルームキーを返却するだけで済み、完全非接触・非対面でチェックインからチェックアウトまで完了できるとのこと。利用者は新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症対策の面からも安心してホテルを利用できるようになるとのこと。
また、利用者がスマートフォンに専用アプリをインストールすることなく、ホテルの予約確認やセルフ事前チェックイン機によるスピーディーなチェックインを行える利点もあるとしている。