GVA TECHは1月25日、法務管理クラウドサービス「GVA manage(ジーヴァ マネージ)」について、コミュニケーションツール「Slack」との連携機能をアップデートしたことを発表した。
日常の社内コミュニケーションにSlackを用いている企業では、Slackでコミュニケーションが完結する場合が多く、法律相談や契約書の作成、レビューなどといった法務案件についても専用のSlackチャンネルでコミュニケーションが完結している例が多いのだという。
しかしSlackはコミュニケーションツールのため情報が流れていってしまい、法務部門がナレッジを蓄積するためのナレッジマネジメントには不向きだとして、GVA manageとSlackの連携を進めたようだ。
案件を依頼する事業部担当も年に数回しか法務案件にかかわらない人が多いため、その数回のために専用ツールのアカウントを作成したり、使い方を覚えたりする手間の発生を削減できるとのこと。
今回両サービスが連携したことで、GVA manageの専用フォームから法務案件を依頼した後は、Slack上で通知を受け取れるようになる。事業部担当の依頼者は、既存の業務フローを変えることなくSlackから直接返信ができる上、添付ファイルの送信も可能となった。
なお、事業部の担当者はGVA manageのアカウントが不要であり、Slack上で法務担当者とやりとりするだけで完結するため、新しいツールの使い方を覚えなくても業務を進められる。
GVA manageは2023年初を目安にMicrosoft Teamsとも連携する予定。