東日本旅客鉄道(以下略、JR東日本)、北海道旅客鉄道(以下略、JR北海道)、西日本旅客鉄道(以下略、JR西日本)は、ワーク&スタディ優先車両として提供してきた「新幹線オフィス車両」を3月20日より「TRAIN DESK」としてリニューアルすることを24日に発表した。
サービスは普通車指定席券「TRAIN DESK」として提供され、3月20日からは券売機で「普通車」を選択し、座席の種類で「TRAIN DESK」を選択して購入できるようになる。リニューアルに合わせて対象列車・号車も変更され東北・北海道・上越・北陸新幹線の普通車指定席のある列車(こまち号・つばさ号・つるぎ号は除く)、対象号車が東北・北海道新幹線7号車、上越・北陸新幹線9号車となる。従来"新幹線オフィス車両"としていた8号車は、ワーク&スタディ優先車両ではなくなる。サービスの利用開始は3月20日からで、販売は2月20日の10時から開始。利用は土休日及び、年末年始やGW、お盆にあたる最繁忙期を除く平日のみとなる。
JR東日本では東京駅、仙台駅においてWi-Fiルーターや折り畳み式間仕切などを貸出するサービスを行うことも予定している。同社は、上記以外にも駅構内の個室ブース「STATION BOOTH」や「ホテルシェアオフィス」などのワークプレイスを提供する「STATION WORK」、旅先でリフレッシュしながらテレワークする「JRE ワーケーション」などを展開している。JR西日本もワークスペースを事業者の垣根をこえて検索・予約できる「+PLACE(プラスプレイス)」の立ち上げに取り組むなど各社、"場所と時間に捉われない暮らし"を実現するべく、今後も様々なサービス展開を行っていくという。