Microsoftは1月23日(現地時間)、Webブラウザ「Edge」の最新版となる「Microsoft Edge 111.0.1619.2」をEdge InsiderプログラムのDevチャネル向けにリリースした。Edge 111では、サイドバーの上部をカスタマイズする新しいオプションや、履歴一覧で重複したページを非表示にする機能などが追加されたほか、信頼性を向上させるためのさまざまな問題の修正が行われている。
Microsoftの公式ブログの次の記事に、Edge 111における変更点がまとめられている。
Edge 111に新たに追加された機能としては、以下が挙げられている。
- 外部プログラムによってスタートページと検索エンジンの設定が変更され、以前の設定を復元した場合に通知が表示されるようになった
- サイドバー設定のオプションで「トップサイトをカスタマイズする」設定が追加された。この設定がオンの場合、サイドバーのカスタマイズ内に表示されるトップサイトが、閲覧履歴やアクティビティに基づいてカスタマイズされる
- カスタマイズサイドバーに検索バーが追加された
- CSVファイルからパスワードをインポートできるようになった
- 履歴において重複サイトを非表示にするオプションが追加された
上記に加えて、iOS版では、広告ブロッカーが長押しで広告をブロックできるようになったことや、読み上げ機能において対象を選択して読み上げることが可能になったことなどが、新機能として挙げられている。
その他の既知の問題の修正や動作の変更については、前述の公式ブログの記事を参照されたい。Edge 111はMicrosoft Edge Insiderプログラム向けに公開されたもので、次のWebサイトよりダウンロードすることができるが、正規版ではないため使用は自己責任となる。