ドコモgaccoと京セラコミュニケーションシステム(以下、KCCS)は1月24日、ビジネスパーソン向けのリベラルアーツ教育推進について協業を開始することを発表した。両社は今後コンテンツ制作や法人向け教養研修カリキュラムの設計などを通して、リベラルアーツ教育を推進するとしている。
ドコモgaccoが運営するオンライン動画学習サービス「gacco」は、すぐに利用できるようなスキルから、教養となる学問などを配信している。また、法人向けとなる「gacco for Biz」は1ユーザーあたり月額200円(初月無料)で導入可能で、ビジネススキルやデジタル化に必要なITスキルを学べる。
一方のKCCSはビジネスパーソン向けのリベラルアーツ教育サービス「BizArts」を2017年から手掛けている。同サービスでは企業の幹部やリーダー層向けのカリキュラムを提供しており、大学教授による講演会をはじめ、オンライン教材や講義プログラムなどを展開する。
両社は今回の協業を契機として、リベラルアーツコンテンツの共同制作や、法人向けリベラルアーツ研修パッケージの共同制作、およびカリキュラム作成などに取り組む。これまで両社が培ってきた知見とノウハウを生かして、リベラルアーツコンテンツビジネス市場を盛り上げるとともに、ビジネスパーソンのリベラルアーツ教育を推進するとのことだ。