BtoBソフトウェアソリューションやクラウドサービスを展開するインターコムは、情報漏洩対策とIT資産管理機能を提供するクラウドサービス「MaLionCloud」で社員の操作ログをPCではなく、社員単位で表示する新機能を実装する最新バージョン7.0を4月に提供することを発表した。

「MaLionCloud」(公式Webサイト)

「MaLionCloud」(公式Webサイト)

「MaLionCloud」は、2006年より同社が提供し続ける情報漏洩対策・IT資産管理ソフトウェア「MaLion」シリーズのクラウド版サービス。社内PCや外部デバイスなどのIT資産情報を正確に収集し監視・制御を行うとともに、IT資産のライフサイクルの管理や、PCの操作ログを収集・保管、改ざん対策などの機能に加えて、残業管理などの労務管理機能も利用できる。

新バージョン7.0では、テレワークの普及により内勤や在宅勤務、外勤などハイブリッドに変化する労働状況に対応し、PC単位ではなく社員単位で稼働状況を見える化する新機能を実装。操作ログより使用PCと使用者を紐づけることで、複数のPCを利用する社員でも勤務状況を色別にグラフ化し画面で確認できるようになる。利用価格は、PC100台で月額90,000円(税別)を予定している。

  • 「MaLionCloud」の新機能「端末稼働状況レポート」の表示イメージ(同社資料より)

    「MaLionCloud」の新機能「端末稼働状況レポート」の表示イメージ(同社資料より)