パナソニック インフォメーションシステムズ(パナソニックIS)は1月23日、大学のLMS(学習管理システム)事業に本格参入し、2種類のLMS製品を同日より提供開始することを発表した。
同社が提供を開始するLMS製品は、学習分析に強みを持つ「Resonant LMS XP」(レゾナント・ソリューションズ)と、容量無制限で大規模組織に適した「Canvas LMS SaaS」(Instructure)の2種類。
「Resonant LMS XP」は、多くの大学で導入実績のあるオープンソースLMS「Moodle」を利用したLMSパッケージ。国内の大学で実績のあるプラグインや独自にカスタマイズしたプラグインをインストールしているため、組織ごとのニーズに沿った運用が可能。
「Canvas LMS SaaS」は米国・カナダの高等教育機関において最も利用されているオープンソース版「Canvas LMS」をさらに機能強化したサービス。容量無制限で動画作成や配信にも適しており、クラウドサービスにより短納期で導入可能。同系列の大学・高校・中学や、大学内の学部・学科別にテナントを分けての運用も可能で、シンプルな画面のため直感的に使用できるという特徴がある。