ゼンリンデータコムは1月23日、同社のテレマティクスサービスとジェネクストの運行管理サービス「AI-Contact(アイ・コンタクト)」がシステム連携することで交通違反検知機能が利用できるようになったことを発表した。

ゼンリンデータコム テレマティクスサービス(公式Webサイト)

ゼンリンデータコム テレマティクスサービス(公式Webサイト)

ゼンリンデータコムは、通信型GPSトラッカーや通信型OBD-Ⅱ端末、ドライブレコーダーなどマルチデバイスに対応した運行管理サービスや安全運転管理サービスなどのテレマティクスサービスを提供している。今回、スマートフォン等で取得した走行データと全国の標識情報データベースを照合し、交通違反を検知・可視化するジェネクストの「AI-Contact」と連携することで、「速度超過」「一時不停止」「踏切不停止」「進入禁止」「右左折禁止」などの交通違反を検知、通知、可視化する機能が利用可能となり、データをもとにドライバーに運転改善を促すことができるようになった。

「AI-Contact」(公式Webサイト)

「AI-Contact」(公式Webサイト)

「AI-Contact」は、運行管理や動態管理、車両管理サービスなどを提供する「AI-Contact フリート」、ドライバーの交通違反を検知する「AI-Contact モバイル」、リアルタイムで交通違反を警告する「AI-Contact NOW」の3つのサービスを提供。開発企業ジェネクストは、「事故のない社会へ」を企業目標にかかげ、事故防止につながる「AI-Contact」やドライブレコーダーの映像から交通事故を客観的に鑑定する「交通事故鑑定」などのサービスを提供している。