ヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)は1月23日、プログラミング未経験者からエンジニアへのリスキリング(学びなおし)を支援する「Yahoo!テックアカデミー」が同日から講義を開始したことを発表した。
Yahoo!テックアカデミーは、2022年11月30日に100人を上限として受講者の募集を開始した。ところが、募集開始から3日間で100人以上から応募があったこともあり、ニーズの高さを踏まえて、定員上限を140人に増枠している。
今回講義を開始するYahoo!テックアカデミーは、Yahoo! JAPANで新卒エンジニアの育成を行っている社員と、デジタル教育事業を展開するキラメックスが共同で企画したもので、プログラミング未経験者が事業会社でWebエンジニアとして働くために必要なスキルを習得できる実践的なカリキュラムを提供する。
また、Yahoo! JAPANのエンジニアとの 1on1 によるキャリア相談や、コマースCTO(最高技術責任者)などのプロフェッショナルエンジニアによる講義といったカリキュラムを通じて、プログラミング未経験者からエンジニアへのリスキリングおよび転職活動を支援するとのことだ。
Yahoo!テックアカデミー応募者の内訳を見ると、20代が37%と最も多く、30代は28%、40代は24%だ。プログラミング未経験が77%で大部分を占め、入門レベルの経験者は18%、実務レベルの経験者も5%いたようだ。