1月に入り、米Microsoft、Google(米Alphabet傘下)と大規模な人員削減が明らかになった。もはや、GAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)で人員削減を発表していないのは、米Appleのみだ。そこで、1月21日付のWall Street JournalがAppleが(これまでのところ)人員削減を免れている理由を分析している。
相次ぐ大手テック企業の人員削減
ハイテク企業の人員削減のニュースが相次いでいる。クラウドを展開するMicrosoftのSatya Nadella(サティア・ナデラ) CEOは1月18日に「長期的な機会に投資しながら、継続的に結果を出す努力をする」としながら、1万人を削減することを発表した。
20日にはAlphabetとGoogleを率いるSunder Pichai(スンダ―・ピチャイ)氏が「将来のための難しい決定」として、約1万2000人を削減する決定を発表した。