Visual Studioエンジニアリングチームは1月19日(米国時間)、「Visual Studio Spell Checker Preview Now Available - Visual Studio Blog」において、Visual Studio 17.5 プレビュー3にC#、C++、マークダウンで動作するスペルチェッカ機能を導入したと伝えた。最初のプレビュー版となる機能で、今度改善を経て正式な機能として取り込まれることになるとみられる。
Visual Studio 17.5 プレビュー3からはC#、C++、マークダウンを使っている場合、自動的にこのスペルチェッカ機能が有効になる。スペルチェッカ機能はサポートされているドキュメント内にスペルミスを発見した場合、名前を修正するかどうかをユーザーに確認する。ユーザーが修正を許可すればコンテキストを加味した修正が行われる。修正を行わず、指摘された単語をそのまま使うように登録することもできる。
現時点では基本的にen-us辞書を使ったスペルチェックが行われる。また、使用している表示言語についてもチェックを行い、表示点語がen-usではない場合は表現言語の辞書も使うとしている。ただし、日本語がスペルチェックの対象に含まれているかどうかの説明は行われていない。
スペルチェッカは、エディタやワープロソフトウェアにおいて文章中の単語のスペルミスを確認する方法としてよく使われている。今回はVisual Studioにおいて開発中のソースコードで自動的に適用できるようになった点が注目される。今後どの段階で正式な機能として提供されるのか、どの段階でC#・C++以外のプログラミング言語に適用されていくのかなどが注目される。