日本電気(NEC)は1月19日、24時間安定稼働と長期供給・保守を提供するファクトリコンピュータ「FC98-NXシリーズ」において、第12世代Intel CPU採用による処理性能向上や長期供給・保守が可能なグラフィックスアクセラレータのオプション化などによる高機能化への対応力を強化したエントリーモデル「FC-PMシリーズ」3モデルを発売した。
新しい「FC-PMシリーズ」は、最上位モデルの「FC-P21G」ではIntel Core i7-12700E(2.10GHz、12コア)、中位モデルの「FC-P32K」ではIntel Core i3-12100E(3.20GHz、4コア)の第12世代Intelプロセッサーを搭載することで、従来比で最大約2倍以上の性能向上を行ったほか、LANポートには2.5GBASE-Tを新規採用しネットワーク通信速度の向上も実現した。
さらに、「FC-PMシリーズ」のオプションとして、供給期間を2029年12月まで、保守受付期間を2032年12月までと長期供給・保守に対応したグラフィックスアクセラレータ「NVIDIA RTX A2000」を用意し、今後システムの高度化ニーズが高まるIoT、AI分野への対応力を強化している。
本体価格は、「FC-P21G」が577,200円〜、「FC-P32K」が367,600円〜、「FC-P30X」が315,600円〜。オプションのグラフィックスアクセラレータ(NVIDIA RTX A2000)は300,000円。出荷開始日はいずれも2月24日。