ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は1月19日、製造業各社のニーズに合わせて柔軟にカスタマイズ可能なものづくりクラウド「mcframe X(エムシーフレーム・エックス)」(略称:mcX)を、2023年4月より段階的に提供開始することを発表した。
同社が現在オンプレミスで提供している「mcframe」は、生産・販売・原価管理を中心として、海外向けERP、IoTやPLM製品なども備えた、ものづくりデジタライゼーションを推進する自社開発のパッケージソフトウェア。700社を超える企業とそのグループ会社で稼働している。
mcXは、mcframeの機能と柔軟性を生かしつつ、クラウドサービス(SaaS)で提供するもの。
同サービスでは、ユーザの使いやすさを今まで以上に追求したWebベースのUIを新規に採用したという。業務ニーズに応じてプログラミングレスでUIの変更もできる(ローコード/ノーコードWebUI基盤)。また、生産管理領域の個別要求に応じられるよう、画面・帳票・ロジックの追加・変更やデータ連携が可能だ。
同社は今後、より実効性を深めるために先行顧客との実証プロジェクトを行い、その結果を踏まえながら段階的に提供していく予定とのことだ。