マクニカは1月19日、さまざまなITシステムから生成されるデータの収集・検索・分析・可視化を行うデータ分析プラットフォーム「Splunk Enterprise」の利活用を支援するためのオリジナルサービス「Macnica Premium Support for Splunk」を提供開始すると発表した。
同サービスは、「Splunk Enterprise」の運用フェーズにおいてデータ分析に必要なスキルやノウハウを提供するもの。顧客環境における課題に特化したパッケージと、バージョンアップ作業に特化したパッケージの2つが用意されている。
「利活用支援パッケージ」は、サーチ・ダッシュボードの作り方、ログの取り込み方など、通常のテクニカルサポートの範囲を超えた顧客環境における「Splunk Enterprise」活用の課題に関して、同社のSplunk専任エンジニアがメールまたは打ち合わせを通して相談を受ける。サービスチケット料金は年間180万円からで、問い合わせ件数10問まで、打ち合わせ回数1回となっている。
もう一方の「バージョンアップ見守りパッケージ」は、バージョンアップ作業における事前の手順の確認や、作業中の待機などを通じて作業不安の解消を支援するもの。同社エンジニアが顧客のバージョンアッププロジェクトのアドバイザーとして手順書の確認、バージョンアップ作業時の待機により万が一の場合に備えるサービスとなっている。提供形態としては、バージョンアップ作業1回につき最大3カ月の準委任契約で、料金は100万円から。チケット内容は、打ち合わせ回数2回、手順書レビュー、作業中待機となっている。
同社はこのサービスを利用してもらうことにより、従来は顧客が独自に確保しなければならなかったデータ分析に関する学習機会や時間の短縮、技術ナレッジの蓄積と継承、技術面の不安解消に役立てられるとしている。