AMDは米国時間の1月18日、旧Xilinxが提供していたFPGA搭載SOM「Kria K26」ベースの新しいプラットフォームを発表した。
今回発表されたのは、以下の3つである。
IIoT Edge Gatewayは、Edge analyticsやMachine Controlなどに向けた用途向けで、IoT Gatewayとしての機能も搭載され、またWireless Connectivityも搭載される。
Industrial Smart Cameraは産業用の高速カメラモジュールを組み合わせたもので、レーザーを用いた三角測量やモーションキャプチャ、Process Automationなど広い分野に向けた構成で、もちろんProgrammingも可能となっている。
Edge AI Applianceは、Kria K26にKinara Ara-1を組み合わせた構成で、Smart CityとかRetail向けに最適とされている。
AMDによればSmart CityやSecurity、Retail、IIoT/Machine VisionなどがKria K26の最初のターゲットであり(Photo02)、今回発表された3つを含むパートナー企業からのソリューションを利用して迅速に製品のカスタマイズや投入が可能になる、としている。
なおこの3つのプラットフォームの出荷時期などは現在明確にされていない。