freeeは1月18日、インボイス制度に対応した請求書を無料で発行できる「freee請求書」に、新たに納品書を無料で発行できる機能を追加したことを発表した。
納品書とは、その名の通り納品した商品・サービスの内容と数量・金額などを取引先に伝え、双方が確認するための書類のこと。2023年10月開始予定のインボイス制度において、適格請求書の交付は請求書だけでなく納品書による交付が可能。今回の新機能により、必要項目を満たした納品書を適格請求書として活用することができるようになった。
インボイス制度と聞くと「請求書」の印象が強いが、納品書を活用してインボイス制度に対応することが可能という。具体的には下記の6項目を満たすことで、適格請求書として、これから始まるインボイス制度に対応することが可能だ。
<記載必要な項目>
・適格請求書発行事業者の氏名又は名称及び登録番号
・取引年月日
・取引内容(軽減税率の対象品目である旨)
・税率ごとに区分して合計した対価の額(税抜き又は税込み)及び適用税率
・税率ごとに区分した消費税額等
・書類の交付を受ける事業者の氏名又は名称