バルテスは1月16日、同社の運営する品質向上プラットフォーム「Qbook」にて、ITエンジニアを対象に実施した「業務に関するアンケート調査」の結果を発表した。
「苦手・やりたくない仕事」について聞いたところ、「ルーティンワーク・手伝い」、「報告書などの文書の作成」が多い結果となった。その他、「社内の打合せ・調整」や「テスト」についても苦手と感じる人が多かった。
「ルーティンワーク・手伝い」に関しては、「DBのユーザー管理など、まだ自動化できていないオペレーションを実施するのに抵抗を感じます」「何も考えずに指示通りやっても全く楽しくありません」といった2回以上やることがわかっている場合「自動化したい」と感じる声が多く挙がった。
また「報告書など文書の作成」に関しては、「外部向けの文書作成などは表現に頭を悩ませるため苦手」「生産性のない内部向けの説明資料作成」といった声が寄せられている。文書作成で「どんな風に書けばいいのかわからない」といった声や、中には、一度限りの会議のためになぜそこまで時間をかけるのか理解に苦しむ、といった声も見受けられたとのこと。
一方で「得意・やりたい仕事」について聞くと、「コーディング、実務、プログラミング」が最も多く、次いで「要件定義/要求分析」、「テスト」という結果になっている。
「コーディング、実務、プログラミング」については、「動くプログラムが出来上がっていく過程を味わえる仕事が好き」「自分が作ったものが思ったように動いたときの喜び」といった声が多く集まっている。エンジニアとして活躍されている多くの人が、自分が作ったシステムが思った通りに動いたり、プログラムが出来上がったりしていく過程に喜びを見出していることが分かった。