Innovation & Co.は1月16日、BtoBビジネスでMAツールの利用経験のある人を対象にネットリサーチを行い、MA ツール活用状況に関する実態調査結果を発表した。
その結果、80%以上がMAツール導入検討時に各機能を重視していたが、51%以上がMAツール導入後に活用できていないことも判明した。その主な理由は「使う理由や場面がなかった」「リリース不足で使えなかった」「難しくて使えなかった」であった。
一方で、MAツール運用代行サービスを利用している企業ほど、各機能を活用できている割合が高い結果となった。MAツール運用代行サービス利用している(39%)、現状利用していないが利用してみたい(18%)となり、利用したくないは42%であったが、そのうち25%は費用が高くて利用できないことが判明。運用代行サービスを利用していない企業の各機能の利活用率が著しく低いことがわかった。
この調査の結果から、多くの企業がMAツールを使いこなせていないのが現状で、MA ツールを提供するベンダーが多く存在する中、いかに自社の課題や人員に合ったツールを選択できるか、場合によっては代行サービスを活用し、立ち上げ や社内オンボーディングとして利用し、効果的に運用できると良いと言えるということだ。
なお、各種機能別の分析結果を含む調査レポートは、こちらからダウンロードできる。