マネーフォワードは1月16日、請求書管理ソフト「マネーフォワード クラウド請求書」がインボイス制度に対応した請求書の発行・送付が可能になる「インボイスフォーマット」の機能提供を開始した。これに伴い、マネーフォワード クラウド請求書が1年間無料で利用できる「インボイス対応応援キャンペーン」も開始する。
2023年10月からインボイス制度が施行され、こうした中で同制度に対応するにあたり、マネーフォワード クラウドのどのサービスの機能を活用すべきかをまとめたホワイトペーパー「インボイス制度対応ロードマップ」を公開している。
今回、同ロードマップにおいて予定していたインボイス(適格請求書)の形式で請求書 の発行・送付ができるインボイスフォーマットに対応した。インボイスを発行するためには、従来の請求書の記載事項に加え、適格請求書発行事業者番号の記載など、一定の 要件を充足したフォーマットに変更する必要がある。
インボイスフォーマット機能の提供開始により、適格請求書発行事業者の「登録番号」や、「適用税率」、「消費税額」の記載など、インボイスの要件を満たした請求書をWeb上で簡単に作成し、送付することができるようになる。
インボイスフォーマットで作成した請求書は、マネーフォワード クラウド請求書から取引先へメール送付が可能なほか、電子帳簿保存法にも対応して自動で保存される。また、「マネーフォワード クラウド会計」などと取引情報の連携が可能。
今後、3月末までに「マネーフォワード クラウド請求書Plus」においてもインボイスフォーマットの機能提供を行う予定だ。なお、インボイス対応応援キャンペーンのエントリー期間は1月16日~3月31日までとなる。