富士通は、第4世代 Intel Xeon スケーラブル・プロセッサー・ファミリーを搭載したPRIMERGY 2WAYサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY」の新モデル3機種を発表した。2023年3月上旬グローバルに順次販売開始する。
新製品は、冗長電源を両側配置しエアフローの改善を行う新設計により、消費電力を低減し、TCO削減に貢献するラック型サーバ「PRIMERGY RX2530 M7」と「PRIMERGY RX2540 M7」、エッジコンピューティングにも対応可能なタワー型サーバ「PRIMERGY TX2550 M7」の3機種。
「PRIMERGY RX2530 M7」「PRIMERGY RX2540 M7」では、冷却ファンを含めた消費電力の最適化のためサーバ筐体内のレイアウトを再設計。冗長電源の両側配置によりエアフローの改善を行い、サーバ内部に熱だまりができないような設計で効率的なエアフローでサーバ内を冷却し、TCO削減と安定稼働を実現する。
「PRIMERGY TX2550 M7」は、タワー型サーバにGPUコンピューティングカードを搭載することで、サーバラックのない環境でのAIワークロードを実行し、エッジコンピューティングの適用範囲の拡大を実現するとしている。
また、運用管理ソフトウェア「Infrastructure Manager」は、自律的にトラブルを未然に防止する閾値設定や運用データから未来のリソース変動を予測する機能(VMware ESXi環境でのみ使用可能)を、2023年度第1四半期以降に提供し、システムライフサイクルを通じた安定稼働やコストの最適化を両立させるということだ。