米Databricksは1月12日、アジア太平洋・日本地域における同社の主要市場である日本法人の社長に、笹俊文(ささ としふみ)氏が就任したことを発表した。

  • データブリックス・ジャパンの新社長に就任した笹俊文氏

    データブリックス・ジャパンの新社長に就任した笹俊文氏

笹氏は、20年超のエンタープライズテクノロジーとリーダーシップの経験を活かし、データブリックス・ジャパンを指揮し、業界の垣根なく国内企業に対してレイクハウスの導入を推進する責任を担う。

データブリックス入社以前は、セールスフォース・ジャパンに10年以上勤務し、直近ではデジタルマーケティングビジネスユニットの専務執行役員兼ジェネラルマネージャーを務めた。

また、インフォアジャパン、JD Edwards(現・日本オラクル)、日本アリバ(現・SAP Ariba)などのテクノロジー企業でも重役を歴任した経験を有する。

米Databricks シニアバイスプレジデント兼アジア太平洋地域・日本担当ジェネラルマネージャーのエド・レンタ氏は「笹をリーダーシップチームに迎えることができ、大変嬉しく思っています。彼が日本事業を一段上のレベルへ成長させ、より多くのお客様がデータブリックスが提供する、レイクハウスのような統合プラットフォームを活用することで、データ、分析、AIの可能性を最大化できるよう支援してくれると確信しています」とコメント。

一方、データブリックス・ジャパン 新社長の笹氏は「AIは日本の将来の競争力を高め、Society 5.0を実現するための主要な推進力の1つとして認識されています。そして、そのAIの中核となるものはデータです。データブリックスのレイクハウス・プラットフォームは、日本の企業が抱えるデータの課題を解決し、データとAIの可能性を最大限に引き出すことでビジネスを変革し、イノベーションを加速させることができると確信しています」と、述べている。