パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー(以下、パーソルP&T)は1月11日、業務のデジタル化やRPA(Robotic Process Automation:ロボットによる業務効率化)のエンジニアの育成によってビジネスの拡大を目指す大手企業向けに、「Automation PJT(オートメーションプロジェクト)サービス」の提供を開始することを発表した。
このサービスはグループ展開や縦割りの組織になっている大手企業を対象としており、横断的な生産性向上とデジタル化を支援するコンサルティングを提供するという。現状の課題整理からプロジェクトの立ち上げ、体制構築、抜本的な業務プロセスの見直し、RPAの導入による業務の自動化、運用支援、人材育成などをトータルで支援し、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)をサポートする。
パーソルP&Tは同サービスについて、これまでグループ内の生産性向上やデジタル化を推進するために取り組んできたプロジェクトのノウハウを活用するとしている。また、グループ内で実施したRPAのトレーニングでは、受講した社員330人のキャリアアップにもつながったとして、これらの経験とノウハウを用いるようだ。
DXの支援にあたっては、導入企業の状況や課題に応じたオートメーション体制の構築を支援する。中央集約型のオートメーション体制やユーザー開発型の体制などを、各社の課題や目指す姿に応じて提案するという。