Mozillaは1月5日(米国時間)、個人情報がオンラインデータ侵害を受けたかどうかを確認できるサービス「Firefox Monitor」に、Twitterからのデータ流出として2億件のアカウントデータを追加したと伝えた。電子メールアドレスが漏洩の対象とされている。
今回のTwitterデータ漏洩に関して使用しているTwitterアカウントのメールアドレスが漏洩データに含まれているかどうかは、「Firefox Monitor - Twitter (200M) のデータ侵害にさらされていますか?」に、電子メールアドレスを入力して「調査する」をクリックすることで調べることができる。
漏洩したデータに自分の電子メールアドレスが含まれていた場合、今後このデータを悪用したフィッシング詐欺といったサイバー攻撃が実施される危険性があることに注意する必要がある。また、パスワードを強力なものに変更することを検討するほか、もしほかのアカウントでTwitterと同じパスワードを使っているのであれば、Twitterも同じパスワードを使っているアカウントもパスワードをより強力なものに変更することが望まれる。
日本はソーシャルネットワークサービスとしてTwitterの人気が高い。流出したデータはさまざまなサイバー攻撃に悪用される危険性があることから注意が必要。「強いパスワードを使う」「アカウントごとに異なるパスワードを使う」「多要素認証(MFA: Multi-Factor Authentication)を利用する」といった基本的な対策を行い、リスクに備えることが望まれる。