フィッシング対策協議会(Council of Anti-Phishing Japan)は1月4日、「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan|ニュース|緊急情報|OCN をかたるフィッシング (2023/01/04)」において、OCNを偽装したフィッシングの報告を受けていると伝えた。メールの件名としては次の文字列が使われているとされおり注意が必要(下記以外の件名が使われている可能性もある)。
- 【重要】OCNサービス料金請求のお知らせ
確認されている偽サイトとしては、次のURLが挙げられている(下記以外のURLが使われている可能性もある)。
- https://mypage-ocn-ne.●●●●.com/
報告されている詳細内容は次のとおり。
- OCNサービス利用額確定の通知を模したメールが送られてくる。OCNマイページのURLとされるリンク先がフィッシング詐欺サイトになっており、アカウント情報の窃取などが行われるほか、PayPayの正規サイトへ誘導され認証情報を入力すると送金されてしまうと報告されている。
- 2023年1月4日の時点で、フィッシングサイトは稼働している。
フィッシング詐欺に使われているWebサイトは一見しただけで判別することが難しい。真偽の確認を行うには、メールやメッセージに含まれているリンクからたどるのではなく、公式アプリやWebブラウザに登録したブックマークなどからアクセスするなどの操作を行い、確認を行うことが望まれる。
フィッシング対策協議会は、フィッシングサイトやフィッシングメールを発見した際には同協議会まで報告してほしいと呼びかけている(参考「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan | 報告」)。