ODKソリューションズは12月22日、NFTの活用で個人の体験を価値化し、個人の成長を応援するWeb3.0サービス「アプデミー」の社会実装を目指し、電通グループと共同研究を開始することを発表した。第1弾として、2023年春頃に「アプデミー」の機能の一部をリリースする。

  • 「アプデミー」ブランドイメージ

    「アプデミー」ブランドイメージ

「アプデミー」は、UCAROユーザの誘導を基礎として、ブロックチェーン技術を用いた厳密な情報管理の下、日常的な体験や学びをNFTで可視化することで、個人の成長を応援するサービスを目指す。

日常の活動実績をNFTでデジタル化し蓄積していくことで、自分自身でも気づかない価値や個性を可視化できるという。

将来的には、蓄積したNFTをデジタル履歴書化し、既存の履歴書で重視されていた「学歴・資格」等だけではなく、多様な体験が個人の価値として、大学入試や留学、就職活動等に活用できる世界観の実現を目指すという。

また、パブリックチェーンでのサービス提供を想定しているため、自身のウォレットを接続することで、他サービスで蓄積したNFTもまとめてデジタル履歴書化できるという。

この共同研究では、Web3.0の思想及び技術を取入れ、個人の活動実績をNFTとして表現することの実現性や学生向けウォレットの利便性・安全性、個性を認識する多角的な要素、自己主権による情報管理についての課題精査、分析、検証を行うということだ。