NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は12月22日、ネットワークセキュリティアプライアンス「FortiGate」を利用して、OT(Operational Technology)およびIoT(Internet of Things)機器の通信の可視化と脅威検知によりリスクを低減させる「工場・ビル向けOT/IoTセキュリティサービス」の提供を開始することを発表した。

同サービスでは、サイバーセキュリティの脅威に対して、工場やビルなどの運営を支援するためにOT/IoTの接続機器およびその通信の可視化や、脅威検知、初期導入支援を提供する。

  • 工場・ビル向けOT/IoTセキュリティサービスの概要

    工場・ビル向けOT/IoTセキュリティサービスの概要

工場やビル内にFortiGateを導入してクラウドと連携することで、OT/IoTネットワークに接続された機器を可視化する。通信の可視化では、どの接続機器からどの接続機器へ通信が行われているかも確認できるようになるという。

既存のOT/IoTネットワークに影響を与えることなく、ミラーリングのパケットを送るように既存スイッチの設定のみで導入を開始できるとのことだ。同社によると、比較的小規模な工場やビルのセキュリティ対策に適している。

FortiGate1台を導入する際の提供価格は、初期構築を含む初年度費用が341万円(税込)。次年度以降のランニング費用が165万円(税込)。なお、サービスの仕様や価格は構成によっても変更となる。

  • 具体的なサービスメニュー

    具体的なサービスメニュー