F5は12月22日、アプリケーションのオブザーバビリティと保護をクラウドネイティブ・インフラストラクチャに拡張するクラウドワークロード・プロテクションソリューション「F5 Distributed Cloud App Infrastructure Protection」の提供開始を発表した。

同製品は、Threat Stackの買収によって取得した技術を搭載しており、クラウドネイティブなSaaSベースのアプリケーションセキュリティおよびデリバリサービスを提供する「F5 Distributed Cloud Services(英語)」のポートフォリオに追加された。

同製品は、ルールと機械学習の組み合わせにより、クラウドプロバイダーのAPI、仮想マシンインスタンス、コンテナ、Kubernetesなどのインフラスタック全体における脅威をリアルタイムに検出。行動ベースの検出により、AIPはモダンアプリケーションの内部脅威、外部脅威、データ損失リスクを特定できる。

また、「F5 Distributed Cloud AIP Managed Security Services」は、脅威を検出、トリアージ、調査し、顧客に代わって修復に関する推奨事項を提供し、「常時駆動型」のセキュリティオペレーションセンター(SOC)チームの役割を果たす。

「F5 Distributed Cloud AIP Insights」は、カスタムプラットフォームの分析およびF5のクラウドセキュリティ専門家による継続的なコーチングにより、顧客が強力なクラウドSecOps戦略を構築し、目標達成することを支援する。