MMDLaboが運営するMMD研究所は12月22日、「2022年消費者が思うテック企業イメージ調査」の結果を公表した。今回の調査には、人口構成比に応じて集められた15歳から69歳の男女1万人が回答した。なお、回答は国内のIT企業に絞って調査を実施したとのことだ。

調査の結果、認知度が最も高かったのは「NTTドコモ」(76.9%)だ。次いで「楽天」(72.7%)、「ソフトバンク」(71.2%)、「ヤフー」(70.9%)、「LINE」(68.3%)などが上位にランクイン。

  • 国内のIT企業の知名度 資料:MMD研究所

    国内のIT企業の知名度 資料:MMD研究所

テック企業のイメージを聞くと、最も多かったのは「テクノロジーで社会課題の解決に貢献している」(14.3%)とする回答だ。その他に多かった回答として、「技術が注目されている」(10.7%)、「常に新しいことに挑戦している」(9.8%)、「生活を便利にする製品・サービスを提供している」(9.8%)などが挙げられた。

  • テック企業のイメージ 資料:MMD研究所

    テック企業のイメージ 資料:MMD研究所

これらのテック企業のイメージに当てはまる企業を聞くと、「テクノロジーで社会課題の解決に貢献している」と「技術が注目されている」はどちらもNTTドコモが最も多くの回答を集めた。また、どちらのイメージでもNTTとソフトバンクが2位、KDDIが3位となった。

一方、「常に新しいことに挑戦している」と「生活を便利にする製品・サービスを提供している」では楽天が1位に。ここでもNTTドコモが3位以内に入るなど、人気の高さがうかがえる。

  • テック企業のイメージに当てはまる企業 資料:MMD研究所

    テック企業のイメージに当てはまる企業 資料:MMD研究所