Adecco Group Japanは12月21日、日本全国の20代から50代の会社員で、リスキリングがどのようなものかを理解している1,600 人(各年代男女200 人ずつ)を対象に実施した「リスキリングに関する調査」の結果を発表した。
「あなたは、これまでにリスキリングに取り組んだことがありますか」という質問では「ある」が 49.1%(785 人)、「ない」が 50.9%(815 人)と、回答者の2人に1人が、リスキリングに取り組んだ経験があることが判明した。
「これまでにリスキリングに取り組んだことがある」と回答した785人に対し、「リスキリングに取り組んだことで、仕事やキャリアに良い影響はありましたか」と質問したところ、83.1%(652 人)が「あった」と回答した。
続けて、リスキリングに取り組んだことで仕事やキャリアに良い影響があったと回答した 652 人に対し、「具体的にどのような良い影響がありましたか」と聞いた質問では、良い影響として最も多く挙げられたのは「仕事の幅が広がった」(57.7%)、次いで「仕事へのモチベーションが上がった」(43.6%)だった。
全回答者に「あなたは、今後働いていくうえでリスキリングが必要だと思いますか」と質問すると、88.6%(1,418 人)が「思う」と回答しており、具体的な内容としては「いまの仕事と関連しているが、まだ持っていないスキル・能力の獲得」(70.6%)が多い結果となった。またリスキリングは必要だと思うが現在は取り組んでいないと答えた747人に対して理由を問うと「時間的な余裕がない」(54.5%)が最も多かった。